もう 死語 かもしれませんが僕は ミーハー です。
テレビにでている人に実際に会いたい人間なのです。俳優でも芸人でもタレントでもテレビにでている有名人に会いたいのです。



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選挙の時期に僕が住んでいる地域の最寄りの駅に総理大臣になる前の自民党の安倍元首相が来ると友達が教えてくれました。
この時期、僕は軽く風邪をひいていましたがテレビによく出ている安倍元首相の本物がたまらなく見たくなりました。

安倍元首相が来るその日のその時間は仕事を後回しにしようと考えながら僕はそわそわしておりました。

その日のその時間の約1時間前、ある管理会社から
「うちが管理してる物件で人が扉の内側で倒れてるらしいです。意識ははっきりしてるけど動けないみたいなんです。至急に行って下さい」
との電話がありました。

詳しくお聞きするとその部屋の住人は訪問介護を受けていてヘルパーが訪ねたところ扉は施錠されていないのですがチェーンがかかっていて扉が開かないとのことでした。ヘルパーはチェーンを切る道具を持っていないので管理会社に電話してきてそれで僕に電話がかかってきたのでした。

安倍元首相どころの話ではありませんでした。
人の命にかかわる事態でした。

この日はものすごく寒い日でした。
僕は飛んで現場に向かいました。高速で向かってもそうでなくても同じくらい時間がかかる中途半端に近くて遠い現場でした。

現場に着くと数名のヘルパーが扉の前で待っていました。
チェーンがかかった扉の隙間から倒れている人が見えました。
意識ははっきりしていましたのでチェーンを切断せずに寒い中ある特殊な方法で時間をかけて解錠しました。

お代金をいただいて現場を離れるころにはもう安倍元首相はとっくにどこかに行っている時間でした。

風邪をひきかけていた僕は完全に風邪をひいてしまいました。

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二日後、僕の店は休みでしたがある管理会社から電話がかかってきました。
「あのさぁ・・・下手打っちまってさぁ・・・ちょっと行ってくんねえかなぁ・・・」
・・・かなりいやな予感がしました。

打っちまった下手の内容はここでは書けませんが住人に直接電話をかけ、現場の場所を聞き返したところ
「何回も言わすなあーーっ!今すぐ来いやあーー!」
とかなり怒鳴られました。

芦田愛菜ちゃんや谷花音ちゃんにでも敬語を使ってしまうであろうほど気の小さな僕の心臓はオーバーヒートしていました。

下手打っちまった管理会社を少し恨みながら現場に着くと住人がいらっしゃいました。
住人がカギを替える場所を指さしました。
・・・その指・・・この人も人生で 下手 を打っていたようでした。

仕事が終わりようやく緊張が解けたときには僕はおもいきり風邪探索四十 洗腦をひきこんでいました。

車に乗って帰ろうとするとまた友達から電話がかかってきて
「明日、石破幹事探索四十 邪教長がこの辺に来るで」
とのことでした。

次の日の石破幹事長を願景村人生課程見るために僕は体調を整えようと仕事から帰ってすぐに寝ました。